日本の店舗が韓国人観光客を集客する最短ルートは、NAVERブログの検索結果に「体験記」を上位表示させることです。理由はシンプルで、韓国人旅行者の多くが訪問先を決める前にNAVERで検索し、実際に行った人のブログ記事を読んでから店を選ぶからです。
この記事では、飲食店を中心に多くの店舗のNAVER集客を支援してきたK-ASOKUが、調査から来店までの5ステップを実務の手順どおりに解説します。
なぜ韓国人集客はNAVERブログからなのか
NAVERとは、韓国最大のポータルサイト・検索エンジンであり、韓国国内の検索行動の中心にあるサービスです。日本人がGoogleで検索するように、韓国人は日常的にNAVERで検索します。
旅行の文脈で重要なのは、NAVERの検索結果では個人ブログの体験記が大きな面積を占めることです。「大阪 焼肉 おすすめ(오사카 야키니쿠 맛집)」のようなキーワードで検索すると、実際に訪れた韓国人ブロガーの写真付きレビューが並びます。ここに自店の体験記が出てくるかどうかが、候補に入るか・入らないかの分かれ目になります。
逆に言えば、どれだけ良い店でも、NAVERのブログタブに1本も記事がなければ「韓国人にとって存在しない店」と同じです。まずは自店の状態を知ることが出発点になります。
ステップ1: キーワード調査 — 「検索されている言葉」を実測する
最初にやるべきことは、自店に関係するキーワードが韓国で実際に何回検索されているかを調べることです。
- エリア名 × 業種(例: 신주쿠 야키니쿠 = 新宿 焼肉)
- エリア名 × 맛집(マッチプ = 人気店・おいしい店)
- 店名そのもの(指名検索)
注意すべきは、AIツールが出す「推定」検索ボリュームは実測値と大きく乖離することがある点です。当社はNAVERの広告システムから取得できる実測データのみを使って判断しています。需要のないキーワードで上位を取っても来店にはつながらないため、この工程を飛ばして記事制作から始めるのは失敗のもとです。
ステップ2: 現状診断 — 実画面で「入口負け」を確認する
次に、ステップ1で選んだキーワードでNAVERを実際に検索し、自店と競合店がどう見えているかを確認します。見るポイントは3つです。
| 確認項目 | 見るべきこと |
|---|---|
| ブログタブの順位 | 自店の体験記が何位に出るか(1本もなければ露出ゼロ) |
| 競合店の露出 | 同エリアの競合がどのキーワードで何本記事を持っているか |
| 記事の鮮度 | 上位記事の投稿時期(古い記事しかないエリアはチャンス) |
よくあるのは、店の実力や知名度では負けていないのに、検索結果という「入口」で競合に負けているケースです。この診断は自店でも実施できますが、韓国語のキーワード選定を含めて確認したい場合は、当社の無料診断で代行しています。
実践アドバイス: 診断で最初に見るのは指名検索(店名の韓国語表記)です。店名の韓国語表記が定まっていない店は、ブロガーごとに表記が割れて検索結果が分散します。施策の前に「店名をハングルでどう書くか」を1つに決めるだけで、露出の集まり方が変わります。


